やさしくない人物画

    ルーミス先生の著書はどれも素晴らしいのですが、やさしくはありません。そこで本の内容だけでは分かりづらい所を補足できたらと思います。

    スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。


    にほんブログ村 イラストブログ イラスト練習へ
    にほんブログ村
    1. --/--/--(--) --:--:--|
    2. スポンサー広告

    ルーミスやさしい人物画の模索・やさしい顔と手:耳の描写

    耳の描写


    顔のパーツの構造や描写について、耳の描写で一応、最後になります。
    耳の構造については簡単に済ませ、耳を描くための手順が、今回の記事のメインとなります。
    なお、耳の正確な形についいては”やさしい人物”、”やさしい顔と手の描き方”か、写真を参考にして下さい。

    耳の描写については、細かい描写よりも顔を描く場合の、耳の位置の取り方について注目してみました。

    耳の各部のプロポーション

    まず、耳は横から見た場合、15°の角度で後ろに傾いています。
    また、耳の一番広い所の高さは全体の1/2になります。
    耳の穴など各部の大まかな位置は大体、上から1/3づつになり、耳たぶの大きさは、横から見た時の幅の1/2です。
    上から見た時の耳の角度は、白人で頭の側面の角度に対して30°です。(私の作図はかなり適当です。)

    日本人の場合はもっと正面を向いた”立ち耳”が多いみたいです。
    これらの数値が必ずしも当てはまる訳ではないので、あくまで参考程度に捉えてください。

    耳を描くときの問題点は、さまざまな角度において位置をどう割り出すかです。
    それと耳は上から見た場合、頭に対して約30°ほど後ろが外側に開いており、横方向から見た場合も、後ろに15°傾いていて、耳自体も多少湾曲しているため、アングルが俯瞰や、煽りぎみになると、形が変わって見えます。

    耳と鼻は、位置関係は相互に絡み合っているため、いつでもセットで描くべきとルーミス先生も仰っているので今回は、耳の形より位置関係を描く目的で頭部全体を描いてみました。

    30-1.jpg


    耳の描写1

    1:まず頭部全体の傾きを捉えるため、立方体を描きます。
    この段階で、傾きが傾きが違っていると、描いた頭部は最初に意図したものと違ってしまいます。

    2:眉を通る水平方向の楕円を描き、4等分し、ボールを3分割します。
    ここで、楕円が直角に4等分されているように描かれていないと、眉や耳の位置などが狂って見えます。
    ボールを3分割するだけでは、ボールの分割はうまくいかないと思いますので、楕円を描いて、チェックする必要があります。

    3:3分割をもとに、3つの楕円を描きます。
    中心線と3つの楕円の交点は全て交わっていなければ、いびつな頭部になりかねないので、なっとくいくまで交点のチェックと、楕円の修正を行いましょう。

    4:ボールの両端を削ぎ落とします。
    ここで描かれる楕円も、眉を通る水平な楕円と、耳を通る垂直な楕円が中心線と交わっている必要があります。
    なお、この楕円は頭蓋骨の形状にあわせて、上から見て前側が狭まっていた方が良いと思います。

    この楕円は、耳の位置を決定する重要な部分であり、ボールの分割を理解するうえで、最後まで手こずった部分です。

    5:中心から2/3の位置で生え際と、鼻の位置が決定します。
    口と顎のカーブしている線の高さが一致しています。

    6:削ぎ落として出来た楕円をもとに、耳が収まる箱を描きます。
    傾いた頭部の耳の位置と形を取りやすくするため、箱をえがきます。

    7:耳の傾きを参考に箱の中に耳の、アタリとなる平面を描きます。
    この作業により、頭の陰になって見えなくなっている、耳を描く手がかりが得られます。

    8:頭蓋骨の形状を描いて、頭部を描くアタリとします。

    30-2.jpg


    耳の描写2

    面の構成を使って描きますので、それ以外は”耳の描写1”と同じです。

    30-3.jpg

    30-4.jpg



    にほんブログ村 イラストブログ イラスト練習へ
    にほんブログ村
    1. 2014/08/30(土) 09:34:19|
    2. やさしい顔と手
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:0
    <<ルーミスやさしい人物画の模索・やさしい人物画:やさしくない解剖学 | ホーム | ルーミスやさしい人物画の模索・やさしい顔と手:唇の描写>>

    コメント

    コメントの投稿


    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    トラックバック URL
    http://draow85wi.blog.fc2.com/tb.php/30-30e5f078
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

    プロフィール

    流魅守

    Author:流魅守
    ルーミス先生の著書はどれも素晴らしいのですが、やさしくはありません。そこで本の内容だけでは説明せれていない所を3Dや図版を使って理解しやすいものにできたらと思います。

    最新記事

    最新コメント

    最新トラックバック

    月別アーカイブ

    カテゴリ

    ルーミス・やさしい人物画 (50)
    やさしい顔と手 (27)
    やさしい人物画 (22)
    未分類 (0)
    ネットでお買い物 (1)
    健康 (1)

    FC2カウンター

    フリーエリア

    検索フォーム

    RSSリンクの表示

    リンク

    このブログをリンクに追加する

    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード

    QR

    記事サムネイル

    広告

    アフィリエイト・SEO対策

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。