やさしくない人物画

    ルーミス先生の著書はどれも素晴らしいのですが、やさしくはありません。そこで本の内容だけでは分かりづらい所を補足できたらと思います。

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    ルーミスやさしい人物画の模索・やさしい顔と手:標準タイプの頭部のプロポーション(後編)

    標準タイプの頭部のプロポーション(後編)

    今回は”標準タイプの頭部のプロポーション”の後編となります”単位を使った頭部”の図表を使います。
    その前に”やさしい顔と手の描き方”、P40ページを見て下さい。
    横向きの図表が有りませんね、これには訳が有ります。
    ”標準タイプの頭部のプロポーション”はボールの分割と一致するように作られているため平面上で割り出された耳の位置はどうしても、ボールの表面上になりますが、実際の位置はボールの両端を切り取った位置になるため3次元的にズレが生じます。
    これではいくら正確に分割して位置を割り出しても、扱いづらいものになります。
    従って横方向の図面は横向きの顔を描く時以外、必要なくなり、耳の位置はボールの分割で出すのが正解です。
    では顔の全面はどうなるのかと言うと、”標準タイプの頭部のプロポーション”のように鼻の先に平面を配置するとやはり、同じ問題が生じるため”単位を使った頭部”では顔の前面でのみ平面上の分割を行います。
    だだしズレを少なくするため鼻先ではなく、額と唇の位置、すなわちボールの表面です。


    ”単位を使った頭部”の図表
    ”単位を使った頭部”では側面図は使わないと書きましたが、横向きの顔を描く時のために私なりに分割の方法を考えてみました。
    横向きの頭部全体を囲む長方形(水色の線)の後頭部上から顎にかけて対角線を描き、眉の高さを表す線との交点に垂直な線を引きます。
    これが耳の位置となりますが、前述のとおり横顔でしか使えません。
    ところでルーミス先生の図表では後頭部に少し付けたしが有ります。
    これはおそらく西洋人の骨格を意識したものと思われます。
    西洋人は赤ん坊の時横向きに寝かせるので重力で頭蓋骨が横方向に潰れ、前後に伸びるためと思われます。
    日本人やアジア人は仰向けに寝かせるため、頭蓋骨が前後に潰れ、いわゆる絶壁頭になり顔が横に広がります。

    15-1-A.jpg


    ”単位を使った頭部”の作画
    1:ボールの分割、”単位を使った頭部”はボールの分割と対で使う事が必要です。

    2:大雑把な頭部を描きます。
    耳以外は”単位を使った頭部”図で分割して描くので、細かい描写は必要ないです。

    3:顔面(額と唇の位置)に前面図の大きさの平面を描き、頭部の眉の位置と同じ高さの線を描きます。
    全体の高さの1/2が目の高さです。

    4:正面図の幅を3等分した内側の2点が瞳の位置になり、眉と平面図の底辺の1/2が鼻の位置です。
    さらに、この間隔を眉の上側に描くと生え際になります。

    5:中心線と瞳の間を1/2にすると目頭、外側にもっていくと目尻になり目全体の大きさが出ます。
    鼻と顎の間1/3を鼻から下ろすと口の高さになります。
    ちなみに口の大きさは両方の瞳の間隔と同じです。

    6:頭部に立体的に目鼻口を描きやすいように頭部に顔の中心に縦の断面を意識した線を描き、目や口も丸みを意識したあたりを入れます。

    7:顔のパーツを立体的に描きやすいように”面の構成”を簡略化したような形を描きます。

    8:大まかな眼球を描き目の位置を確認、鼻、口のあたりを入れます。

    9:全体の下書き

    15-2.jpg
    Hanasaki-15-3.jpg






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    1. 2014/05/25(日) 21:12:51|
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    ルーミス先生の著書はどれも素晴らしいのですが、やさしくはありません。そこで本の内容だけでは説明せれていない所を3Dや図版を使って理解しやすいものにできたらと思います。

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