やさしくない人物画

    ルーミス先生の著書はどれも素晴らしいのですが、やさしくはありません。そこで本の内容だけでは分かりづらい所を補足できたらと思います。

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    ルーミスやさしい人物画の模索・やさしい顔と手:標準タイプの頭部のプロポーション(前編)

    標準タイプの頭部のプロポーション(前編)

    今回はやさしい顔と手の描き方、P39の”標準タイプの頭部のプロポーション”について模索します。
    この図表を見て、こんなに正確な図表を使って顔を描くなんて難しい、頭部が傾いているとこの図表を描くだけでも大変だし、いろいろなタイプの顔を描くとき活用出来るのかと思うのが大方の反応だと思います。
    しかし、それは間違いで、私もずっと勘違いしてました。
    標準タイプの”頭部のプロポーション”図はあくまで頭部の分割の基本であって、頭部を描く時にこの図表を使って描くわけではなく、実際に使うのはもう一つの”単位を使った頭部”の図表です。
    この図表は”頭部のプロポーション”を簡略化したものといえます。

    正しく使えば、そんなに面倒なことはなくどんなアングルにも使え、丸い顔や、細長いかおなど、あらゆるタイプの顔に適用できます。
    この図表は頭部をより正確に組み立てるための図面であって、多くの試行錯誤のがあったと言うだけあって、ルーミス先生の努力の結晶と言えます。

    まず最初にいって置きたいのは、立方体に分割してから頭部を描き、目鼻口を描くので無いということです。
    それをやってしまうと大変難しくなるわけで実用的ではなくなります。
    実は今回それをやってしまい、無駄に時間を使ってしまったため本来1回で済ますところを2回に分けて前編、後編とします。

    結論からいうと、ボールの分割をしてから簡単な頭部の形を描き、そこに”単位を使った頭部”で目鼻口などのパーツを描くのが正しい手順です。
    ルーミス先生もこの手順を言いたかったのだと思いますが、やはり説明不足で多くの人に理解されていないと思います。
    今回勘違いがあったとはいえ、せっかく描いたので参考になると思い掲載します。

    ”標準タイプの頭部のプロポーション”と”単位を使った頭部”の図表

    ”やさしい顔と手の描き方”の図表に解りやすくなるように、少し寸法を書き足しておきました。

    14-1-A.jpg



    ”標準タイプの頭部のプロポーション”図による作図

    1:ボールの分割をします。
    このボールが後で”標準タイプの頭部のプロポーション”を使って分割をする土台になります。

    2:ボールの分割から大まかな頭部の形と体のあたりを描きます。
    なお、この段階では目鼻口、耳などは必要ありません。
    3:この大まかな頭部の形からラフにパースをつけた箱を描きます。
    この箱の高さの1/2が目の高さです。

    4:まず大まかな頭部の眉の高さで箱に線をひき、この線から箱の底部の間隔を1/2で割ります。
    ここが鼻の高さで、この間隔で眉の上側に線をひくと生え際の位置になります。

    5:箱の上面を3等分と1/2で分割すると2本目が耳の水平方向の位置となります。

    6:説明が前後しましたが、この段階で目の高さ、鼻と耳の高さ、眉の高さが決定します。

    7:箱の正面を3等分します、中央の2点が瞳の位置となります。

    8:中心線と瞳の間を2等分すると目頭の位置がでます。

    9:目頭と瞳の間隔を外側にひくと目尻の位置がでて目の大きさが決定します。
    正面を3等分した内の外側(瞳と箱の外側)の間を、2等分すると顔の幅が決定します。
    瞳の間隔は口の幅を表していて、鼻の高さとから1/3下がった所が口の高さです。

    10:箱の側面を3等分と1/2で分割して顔の正面側を3等分すると目、額、顎の位置が割り出せますが、このアングルの場合すでにボールから頭部の形を描いているので、横向きでなければ必要は有りません。

    11:ここで試しに箱の正面と側面に平面図を描いてみます。
     
    12:”面の構成で”立体的に描いてみます。ボールの分割ですでに頭部の形を描いているので必ずしも必要ではありません。

    13:眼球の位置を確認してみます。

    14: 下書きを描きます。

    14-2A.jpg
    Ango.jpg






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    1. 2014/05/23(金) 16:06:36|
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    ルーミス先生の著書はどれも素晴らしいのですが、やさしくはありません。そこで本の内容だけでは説明せれていない所を3Dや図版を使って理解しやすいものにできたらと思います。

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