やさしくない人物画

    ルーミス先生の著書はどれも素晴らしいのですが、やさしくはありません。そこで本の内容だけでは分かりづらい所を補足できたらと思います。

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    ルーミスやさしい人物画の模索・やさしい顔と手:目と鼻などのパーツの配置

    目と鼻などのパーツの配置

    久しぶりの更新になります。
    作業で使っているMac miniが起動できなくなり、更新作業ができなくなりました。
    なかなか復帰できずMacは当分絶望的かと思われました。
    そこでWindowsをと思ったのですが、以前からハードディスクのエラーが出ていて調子が、さらに悪く使い物になりません。
    最後に残ったのは以前、中古で購入したxpマシンで今はUbuntuマシンです。
    Wineと言うアプリでFireAlpakaが動くのでいざとなったらと、使ってみたところ一応は使えるがショートカットが一部、使えないなど扱いにくいところがあります。
    しかしMacで復旧作業をしていてOSをOS X Yosemite‎にアップグレードしてみた所、直ってしまったようでスリープから復帰、電源を入れ直しての起動も普通に出来るようになりブログの更新も出来るようになり、しばらく様子見です。

    で、今回の記事ですが頭部を描いた後、どのように目、鼻、口といったパーツの配置をするかです。
    このパーツの配置がまずいと、デッサンが狂っていることになります。
    そこで改めて思いつく方法をまとめてみました。


    まず、「やさしい顔と手の描きかた」の「単位を使った頭部の描き方」について考えてみました。
    A図、B図は確認のため、Poserで簡単なオブジェクトを組み合わせて「単位を使った頭部の描き方」に近いものを作って配置したものです。
    「単位を使った頭部の描き方」は、平面なわけで、C図、B図のように顔の角度が大きく変わるにつれ、この平面は曲面を持った頭部から浮いた状態になり、顔の表面で分割するのは難しくなります。
    しっかりと作図をしないと狂いが出てきます、頭部を描くたびに、しっかりと作図をするのは手間がかかりすぎます。
    そこで出来るだけ簡略する方法として思いつくのが、「簡易分割」と「アニメ分割」で行った「ボールの中心での分割」です。

    51-1.jpg


    上段が「ボールの分割」で、ボールの横幅を6等分し、中心から左右に1つ目が目の中心(瞳)です。
    瞳の位置が分かれば後は目見当でも描けます。
    この位置は眉の高さで、目の高さではありません。
    目の高さは、ボールの中心から下の極点まで3等分(大体です)して、さらに1/2なので、おおよそ眉から下に1/6です。
    目の幅をもっと正確に描きたければ、少しややこしい説明ですが、6等分して中心から左右に0.5と1.5になります。

    下段は「簡易分割」で、ボールの幅(頭部の前側の幅)を10等分し、中心から左右4つを2ずつにまとめ1・2・2・2・2・1になるように分割します。
    中心から左右に最初の2が瞳の位置になります、目の幅は瞳からさらに左右に1/2です。
    鼻の高さは、ボールの下の極点で、目の位置は下から2/3上に、眉の位置は目とボールの中心の1/2です。

    51-2.jpg


    その他の方法はないのかというと・・・
    「ボールの分割」でボールの両端を削ぎ落とした後に出来る円形の平面の横のこめかみの線が眉にかかるので、かなり大雑把ですが目安になります。

    のこる最後は頭蓋骨でしょうか。
    あまり正確である必要はないですが、比率が合ってないとバランスの崩れた顔になりますが、頭蓋骨から描くのは顔の凹凸と特徴をとらえる良い方法だと思います。
    頭蓋骨がある程度描けていればその上から目鼻を描くことで整った顔になるはずです。

    51-3.jpg




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    1. 2015/03/25(水) 23:51:35|
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    ルーミスやさしい人物画の模索・やさしい顔と手:簡易分割の応用ーアニメ分割

    簡易分割の応用ーアニメ分割

    予定通り簡易分割のアニメ・マンガへの応用編です。
    アニメ・マンガの分割法またはテンプレートのようなものを以前から考えていたのですが、なかなか実現しなかったのですが、ようやくまとまりました。
    ボールの分割と簡易分割は基本的に黄金比にかなった頭部の描画を目的としているのですが、アニメ・マンガは描き手によって個性が有りすぎ、比率がまちまちでに応用するには問題がありました。

    今回のアニメ分割(マンガ分割でもいいですが)鼻の位置を起点にボールの下の極点と一致させ、目と鼻の間隔で顎の位置を割り出します。
    そして目の大きさは顔の幅を8等分してから1/2・1・1・1・1/2(又は1・2・2・2・1)にまとめることで、ほとんどのタイプのキャラに対応できると思います。
    もちろん例外もあります、それは最後の方で解説します。

    48-1.jpg


    アニメ分割手順1-サンプル1(正面向き

    このキャラは特に目が大きいので眉の位置がほぼ、ボールの中心線の高さになります。

    1:ボールの下の極点を鼻の位置とします。

    2:ボールの中心線から鼻の位置まで3等分し中心線から1/3下がったところが、目の位置となります。

    3:目と鼻の間隔を鼻の下方向へ延長します、これが顎の位置です。
    これによって簡易分割より、目から下方向が短くなります。

    4:顔の幅を8等分し、左右の端を除いて2個で1つにまとめます。
    比率が1/2・1・1・1・1/2(又は1・2・2・2・1)になり、これがアニメ・マンガの目の比率と一致します。

    5:目の大きいキャラなので眉を位置を中心線あたりにし、顔の輪郭を完成します。

    48-2.jpg


    アニメ分割手順2-頭部が潰れたようなキャラ(斜め向き)

    頭部が全体的に潰れたようなキャラでなおかつ、眉から下が短く目の間隔も広く見えるので、分割しにくい厄介なキャラです。
    鼻から下を短くするため鼻ではなく口を起点にし、ボールの下の極点と口を一致させます。
    また、中心線から口までの1/3で顎の位置を決めます。
    今までの顔の前で平面を描く方法では、目の位置を決める分割が合い辛く、手こずりました。
    このため発想を変えて、顔の前ではなく、ボールの中心で分割することで解決しました。

    1:ボールの中心と頭部の傾きを決めます。

    2:ボールの下の極点から正中線に向かって線をひきます、これが口の位置で、ここを起点に分割します。

    3:中心線から口まで3等分し、1/3の長さを口の下に加え、顎の位置とします。

    4:目以外の分割が出来たので、頭部全体の輪郭を描きます。

    5:ボールの中心で左右を1/2に分割します、これは眼球の中心です。
    顔の表面は平面ではないので、額から目、頬の起伏のアタリを描きます。(眼球の丸みを少しつけます)

    6:全体のアタリを描きます。

    今回は、眼球の中心を割り出し、あとは目見当で良いだろうと考え、顔の幅を4等分で済ませています。

    48-3.jpg


    簡易分割とボールの分割で顔の表面で分割する「単位を使った頭部の描き方」では、顔のアングルが横に近くなるほど、使いにくくなる事があります、そんな時はボールの中心で分割すると良いかもしれません。





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    1. 2015/02/22(日) 22:00:57|
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    ルーミスやさしい人物画の模索・やさしい顔と手:頭部の新しい簡易分割

    頭部の新しい簡易分割

    以前、ネットで見かけた図版(A図)から、新しい簡易分割を思いつきました。
    ファイル41で「ボールの分割を使わない頭部の描き方」を書いたのですが、その時は適当に描いた頭部を使うと言うもので、今になってみるとかなり、乱暴な内容でした。
    そこで以前、どこかのサイトで見かけた時、特別気にもしなかったのですが後で簡易分割に使えるのではと、試行錯誤の末どうにか、まとまりました。

    「ボールの分割」との違いは「ボールの分割」は耳を含めた大きなボールであったのに対して、A図の場合は頭蓋の上部(いわゆる頭の鉢)の部分にスッポリと収まり、ボールの底部(下の極点)が鼻の位置と一致していることです。
    このボールはそれほどキッチリと描く必要はありません。
    つまり「ボールの分割」はキッチリと綺麗な円を描かないと、バランスが狂う可能性があり、三つの円弧も正しく描かなければならず、とても手間の掛かるものでした。
    今回の、簡易分割は多少正確性に欠けるものの、もっと簡単に使えるのではないかと思います。

    47-1.jpg


    簡易分割の実際の描画手順

    1:まずボールを描きます、多少歪んでいても大丈夫です。
    頭部全体の傾きが分かるように、中心線と、中心の横線、正中線を描きます。
    2:ボールの底部(下の極点)から正中線へ線をひきます、交わった交点が鼻の位置になります。
    3:ボールの中心線から鼻の位置まで3等分し、1/3下の点が目の位置です。
    4:中心線と目の中間1/2が眉の位置です。
    5:目から鼻の間の長さを、鼻から下に延長すると顎の位置になります。
    生え際は、ボールの中心線から目と鼻の長さ分、上に延長したいちです。
    6:頭部の側面に平面を描き、対角線をひくと耳の位置がでます。
    7:ボールの横幅(両耳の間隔)を5等分すると、目と目の間隔と目の大きさが割り出せます。

    47-2.jpg

    キッチリとした絵を描くには「ボールの分割」の方が良いと思いますが、なるべく速く描きたい場合などは、この簡易分割で充分かと思われます。
    次回は、アニメ・漫画キャラへの応用となります、どちらかと言うとそちらの方がメインです。



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    1. 2015/02/20(金) 21:20:48|
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    ルーミスやさしい人物画の模索・やさしい顔と手:デッサン・・・とはどのようなものかしら

    デッサン・・・とはどのようなものかしら

    記事のネタがまとまらないのでタイトル詐欺みたいですが、”やさしい人物画”、”やさしい顔と手の描き方”に多少関連がありそうなところで、漫画家の叶精作先生のブログの”デッサンの話題”が参考になるので、紹介したいと思います。

    全く漫画や絵を描いたことも無い?叶先生は、師匠である”さいとう・たかを”先生からデッサンの勉強を始めるにあたって、”女の顔だけを描け”と言われていたそうです。
    その理由として、美人顔は黄金比のデッサン狂いがあると、美人でなくなるからだそうです。

    デッサンの狂いを許さない美人の顔が描ければ、二枚目のイケメンからブス女、悪役と基本を崩す事で応用が効くが、この逆のアプローチから始めるとそうは行かず、最初に誰か作家の模写から入ると、応用がきかなくなり、その画風から抜け出すのが大変なのだそうです。
    (これは私も納得です、基本的に私もルーミス先生の模写はしません。昔、模写をしようとしてすぐ、無理と思ったから。)

    男の二枚目顔も黄金比ですが、女の顔と比べ、凹凸があり、ごまかしやすく描きやすいから、やめろと言われたそうです。
    女の滑らかで美しい顔はごまかしが効かないので、女の顔から入れと言うことだそうです。

    ルーミス先生の技法書についても少しふれており、ルーミス先生のボールの分割の描き方はどうやら黄金比が基本になっているようです。


    詳しくは、叶先生のブログを見てください。叶精作オフィシャルブログ
    http://ameblo.jp/kanouseisaku/
    さいとう先生の劇画講座もおもしろいです。www.saito-pro.co.jp/kouza/index.htm

    600c.jpg


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    1. 2015/02/16(月) 16:15:30|
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    ルーミスやさしい人物画の模索・やさしい顔と手:妖しいおじさん・おばさんの描き方

    妖しいおじさん・おばさんの描き方

    女装した男性が題材として面白いのではと思い描いてみることにしました。
    作られたメークによって顔の特徴やプロポーションが分かりづらくなりますので、”標準タイプの頭部”とその応用である”単位を使った頭部”を使います。

    テンプレート用の正面図の描写
    メーク前の”男性”の顔から、プロポーションを割り出し、テンプレートとして使うことにするわけですが、なかなか良い正面の顔写真が見つからないので、少し正面からずれている写真から正面向きの絵を描き起こします。
    この段階で、顔のプロポーションと特徴を掴みます。
    この俳優さんは頬骨が張っていることと、頬が少しこけており、顎がガッシリとしている以外は、ほぼ、標準的なプロポーションでととのっています。
    左の口角が上がっており、右の口角は下がっていて、鼻先が下を向いていて、直線的です。

    45-1.jpg

    おじさん・おばさんの描写45-2.jpg

    まず、どんな絵にするかスケッチを描いてみます。
    ボールの分割をした頭部の前に、”単位を使った頭部”の平面を配置し、顔のプロポーションの比率を描きます。

    この平面上の輪郭は、顔の前に付けたお面の様な、平面的なもので実際の頭部と一致しません。
    目鼻、口などのパーツは平面上の位置を参考に、立体的に修正します。
    正面向きの写真(絵)をテンプレートにして”単位を使った頭部”を使うことで、多少アングルを変更しても、顔の比率と特徴を保ちつつ、下書きを描くことができます。

    顔の陰影を描き出すと、メークによって作られた顔に惑わされ、顔の特徴が出しにくくなりますが、
    メーク前の写真を参考にします。
    今回は、女装メークの男性を描くのがメインなため、ヒロインはサブ扱いになりました。
    メークの下の男性を表現したかったのですが、全体的にメリハリの弱い絵になってしまいました。

    45-3B.jpg


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    1. 2015/02/07(土) 22:33:49|
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    プロフィール

    流魅守

    Author:流魅守
    ルーミス先生の著書はどれも素晴らしいのですが、やさしくはありません。そこで本の内容だけでは説明せれていない所を3Dや図版を使って理解しやすいものにできたらと思います。

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